08/5/18 今シーズンの営業は終了しました 昨年の11月下旬から営業していた「わたなべいちご園」は本日をもって今シーズンの営業を無事終了しました。多くの皆様のご愛顧で13シーズン目も大過なく終えることが出来、スタッフ一同ホッと胸を撫で下ろしているところです。この後はハウス内の後片付け、育苗作業、土作り等仕事は続きますが、時間的余裕も多くになりますので、しっかりと充電リフレッシュをして、来シーズンに向けて良品質のいちご生産に全力投球するつもりです。

08/4/20 ジャムつくり 雨の日が多い4月となっていますが、いちごは一部「灰色かび病」が発生したものの、おおむね順調な生育となっています。連休前のこの時期は例年通り連日「ジャムつくり」に取り組んでいます。「女峰」「とちひめ」は果肉が赤くて柔らかみがあるため、ジャムにすると真っ赤でおいしいジャムとなりますが、「とちおとめ」は果肉が白っぽく堅いため、なかなか色よいジャムに仕上がりません。わたなべいちご園では「とちひめ」「女峰」でジャムを大量につくり大型の冷蔵庫で保存しています。
 いちごがり、直売とも最終盤を迎えており、5月の連休が終わるといよいよ今シーズンも終了となります。尚、今シーズンの営業は5月18日の日曜日までとさせていただきます。

08/3/23 親苗植付け終わりました 来季に向けての最初の作業として親苗の植付け作業を17日から始め、昨日(22日)で全て終了しました。60型プランターに粒状綿(ロックウール)を培地として入れ、そこに4本または2本の苗を植付けました。真ん中に液肥を施用するためのチューブを乗せ、この後は自動給液装置で定期的に肥料を与えて育てて行きます。数年前からいちご苗の間にはネギの苗を植え込んでいますが、それ以来委黄病の発生は皆無で何らかの予防効果があるようです。
 ハウス内は日中30℃位に管理し活着と生育の促進を図り、ランナーの発生を待ちます。給液とハウス内温度管理は自動化されているたの、日常管理は極めて省力化出来ます。

08/3/14 
来季の準備開始 寒い2月でしたがやっと春らしい日が多くなってきました。いちごの収穫量も一時期からですと少なくなり時間にもゆとりが出来てきたので、来季の準備作業を始めました。先ず親苗の植付けのための準備で、諸々の下準備をしています。実際の定植は来週からの予定で、いちごの収穫パック詰め作業の合い間をぬって実施するつもりです。

08/2/14 
寒い日が続きますが・・・ 1月下旬以降寒い日が続き、その間に3回の降雪があり日中の気温もなかなか上昇しませんが、陽射しは確実に強くなってきて、ハウス内の生育条件は大分良くなり、いちごの生育も順調になってきました。最悪の条件(低気温、低地温、短日)からは脱したようで、生育スピードが早まってきたように感じます。いちごの生育はほぼ順調で、安定した収穫量となっています。昨年夏以降の高温の影響が心配されていましたが、大きなダメージとはならなかったようで、植物の持つ生命力、気象変動への順応力の強さに感心させられてしまいます。今後は日増しに陽射しが強まり、着色スピードも早まるでしょうから、適熟果の収穫に心掛けて作業に取り組んでいきたいと思います。

08/1/28 来季用親苗 大寒にふさわしい寒い日が続き、当地ではここ4日連続で最低気温が−6℃を下回って、温風暖房機がフル稼働しています。重油を燃料としていますが価格が高騰しており、いちごの販売価格が伸び悩む中で栽培農家は頭が痛いのですが、行政機関(鹿沼市)や地元JA(かみつが農協)が援助の手を差し伸べてくれるようで農家にとってはうれしい限りです。
 寒い中、来季用の親苗もじっと寒さに耐え春の到来を待っています。ポットに植えられた苗には防寒対策のため黒の寒冷紗を掛けてあるものの、寒さのため外側の葉は真っ赤に紅葉し、中心の葉だけがやっと生きている状態です。ただ、寒さに十分遭遇した苗は十分に休眠が打破されるため、春の訪れとともに活動を開始し、気温の上昇で旺盛な生育となりランナーをどんどん伸ばしてきます。
 人もいちごも暖かい春の訪れが待ち遠しいこの頃です。

08/1/12 「とちひめ」について 栃木県が育成したいちごの品種「とちひめ」は、「女峰」の後継品種としてブランド化した「とちおとめ」と兄弟品種になります。「女峰」の欠点であるやや小粒である、酸味がある、厳寒期に軟弱果になりやすい、といった点を改良して新たな品種を育成する段階で、何系統かが最終候補に残り、総合点で「とちおとめ」が後継品種に決定したものですが、「とちひめ」の優れた特性を生かすため、県が品種登録をし観光いちご園専用品種として苗の供給を開始したのが2002年の秋のことでした。品種の特性として、果実が大きく甘くてジューシーだが、果肉が柔らかく輸送には適さないため、、市場出荷はせず、観光いちご園でのいちごがりの摘み取りと直売専用ということで、スーパーの店頭には並ぶことは無く、、一般の消費者が口にする機会はは殆どありません。私も食していますが、本当に「旨いいちご」だと実感しています。現在五作目ですが、品種の特性も大分分かってきたため、収穫量も安定してきましたので、今後とも品種特性を生かした栽培に取り組んで行きたいと思っています。なお、「わたなべいちご園」では「とちひめ」のいちごがりは行なっておらず、直売のみとなっています。

07/12/20 重油等の価格高騰は困りものです ここに来て朝夕の冷え込みが厳しくなり、重油を燃料とした温風暖房機が稼動するようになりました。原油高の影響で重油をはじめハウスの被覆資材、保温資材、パック、ダンボールといった品々が値上がりしており、経費を押し上げる要因となっています。重油は一時の倍の価格となっており、需要期をと相まって現在も値上げ基調にあるようで、ビニールハウスを使った野菜や草花の栽培農家では悲鳴をあげています。さいわい、以前のオイルショックの時のように物がないわけではないのが救いですが、農家にとっては大きな負担となるだけに、できることなら暖かい冬であってほしいと願って止みません。
 この時期、クリスマス前の忙しい期間で、定休日を返上して収穫、パック詰めに明け暮れていますが、あと4、5日で小休止出来そうです。

07/12/5 収穫、パック詰め、発送作業に追われています 夏以降気温の高い状態が続いており、いちごの生育も前進化して平年とは違った様相となっています。いつもの年なら、この時期になればゆっくりとした生育、成熟でゆったりと作業ができるのですが、先月23日から始まった収穫は一気に色づいてきて、ここ数日収穫量が急激に増えてきました。これは例年より一週間くらい早いペースとなっており、収穫、パック詰め、発送作業に追われる日々となっています。育苗、定植期が暑かった影響か、11月の市場への出荷量は例年より少く、品質にも若干影響を及ぼし、単価は高めに推移しているようです。やはり気象変動の影響が現れているようで、今後の収穫量、品質への影響が懸念されるところです。
 クリスマス頃まではこのような忙しい状態が続き、その後は一息つけそうです。

07/11/23 初収穫 急激な寒波の到来で今朝はこの秋一番の冷え込みとなり、−2.9℃を観測しました。一週間前までは暖かな日が続き、いちごの生育も前進化していましたが、やっとゆっくりとした生育ペースになるのではないでしょうか。いちごは開花から成熟までの期間は積算温度で決まるため、暖かい日が多いと少ない日数で成熟してしまい、粒も小さめで甘みもイマイチとなってしまいます。今年の気候は、夏以降平年より気温の高い状態が続いていたため、生育への影響が懸念されていましたが、今までのところ大きな影響はなさそうです。ただ、いちごの収穫期間は半年にも及ぶため、今後に影響がなければと思っています。
 平年より前進気味の生育で、早く開花したものでは着色したため、今日「とちひめ」を初収穫してみました。今後、晴天が続けば収穫量はだんだんと増え、クリスマス前頃には一回目のピークを迎えるものと思われます。

07/10/22 ビニール被覆 朝夕は大分冷え込むようになり当地では昨日5.4℃を観測、日光の男体山からは初冠雪の便りも届き、いよいよ秋本番の快適な毎日となっています。当鹿沼では超早出しのいちごを栽培している農家が9月下旬から「とちおとめ」の出荷を開始しており、まもなくいちごの季節が到来しますが、「わたなべいちご園」ではあまり早出しは目指しておらず、やっとビニール被覆が終わろうとしているところで、9月9日定植の「女峰」の花が幾らか咲き始めたところです。一両日中に保温作業がすべて終了する予定で、開花を始めたハウスから順次「ミツバチ」を入れていくつもりです。

07/10/9 マルチング作業 暑かった9月でしたが、やっと秋らしい日が多くなってきました。10月中旬はビニール被覆やマルチング作業の適期ですが、一時期に作業をすることが出来ないため、昨日から一部(9月9日定植分から)マルチング作業を始めました。今後の作業予定は、現在露地状態にあるいちごのマルチングをまず行い、その後ビニール被覆へと作業を進め、25日頃までには全ての保温作業(マルチング、ビニール被覆)を終えたいと考えています。 

07/9/19 定植作業終わりました 9日から始めた定植作業は昨日(18日)で全て終了しました。暑い日々と重なったため厳しい条件下でしたが、パートさんの手助けで予定通りの作業進行となり、45アールに約32.000本の苗を植え付けました。この後は、活着まで潅水に注意を払ったり、病害虫予防の薬剤散布等、10月に行なう一連の保温作業に向けて種々の準備作業を進める予定です。

07/9/9 定植作業を始めました 関東地方を縦断した台風9号でしたが、当地では幸い大きな被害も無く胸を撫で下ろしたところです。地域によっては大きな被害を被ったようで、被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。我が家では植付け用に畝を作っておいたところも大きな影響を受けずに済んだため、予定通り今日から定植作業を始めました。雨除け用にビニールを張ったままの中での作業は、天候に左右されずに予定通り実施できる利点がある反面、気温の高いときは蒸し風呂状態で、その中で腰をかがめての定植作業は結構ハードですが、12月初旬からの収穫に合わせ集中的な作業となります。この後は順次定植作業を進め、20日頃までには全て終了する予定です。

07/8/23 夜冷育苗を開始しました 暑い8月となっていますが、当地でも35℃を越える猛暑日が3日もあり、観測史上最高の気温も観測しました。私たちの子供の頃は30℃を越えると暑い日だと言っていたのを思い起こし、確実に温暖化か進んでいるように思えてなりません。
 この時期、ハウス内での作業は厳しいものがありますが、水分補給をしながら仕事を進めています。来月はいよいよ定植期ですが、今年は9月10日前後から定植をスタートする予定で、最初に植付ける苗の夜冷育苗を昨日(22日)から開始しました。この後は順次夜冷育苗を進め、9月20日頃には全ての定植を終了するよう準備を進めていきます。

07/7/24 苗取り終わりました 9日から始まった苗取り作業は昨日(23日)で予定通り約33000本の苗を取ることができました。日照時間が極端に少ない状況での作業となり、ハウス内は気温が上がらず体力的には楽な作業となりましたが、いちご(ランナー)の生育は軟弱でヒョロヒョロしており、うどんこ病の発生もみられます。今日は半月ぶりに朝から太陽が顔を見せていますが、明日以降の予報はあまり良くなく、早い梅雨明けを願って止みません。
 この後は、苗が根を伸ばし活着するのを待って、親苗から順次切り離し独立させ、9月の定植に向けてしっかりとした苗に育てていきます。

07/7/9 苗取り作業を始めました ここにきて日照時間が少な目になってきましたが、例年になく雨天の日が少ない梅雨となっており、仕事を進めるうえでも好都合となっています。
 苗取り作業を今日から開始しました。ランナーのところに用土の入ったポットを置き、ピンで押さえていきますが、大事な作業ですので、丁寧かつ能率的に仕事を進めなければなりません。確保すべき苗は約33000本を予定していますが、この苗取り作業は2週間位かかり、全て終了するのは下旬になるものと思われます。

07/6/17 土壌消毒作業 今年は昨年とは違い日照時間が多く、作物の生育にとって好条件となっていますが、地域によっては降水量が極端に少なく夏場の水不足も懸念されているよです。
 いちご栽培農家にとって収穫を終え、来季用の苗取り作業に取りかかる前のこの時期は、年間で最もゆったりと出来る時で、心身ともにリフレッシュしています。
 施設化された中でのいちご栽培は連作を余儀なくされ、ハウス内の薬剤による土壌消毒作業は欠かせないものになっています。ほとんどの栽培農家では、7月中・下旬にこの作業を実施していますが、私のところでは、仕事量が少なく、ハウス内が比較的高温になりにくいこの時期に実施することが多く、先週までに全ハウスの土壌消毒作業を終えました。クロールピクリン錠剤による消毒で、作業手順等はこちらをご覧下さい。写真は作業終了後の連棟ハウス(20アール)で全面透明ポリフィルムで被覆しています。
 来季用のランナーもほぼ順調な生育ですが、例年より「うどんこ病」の発生が多く見られるため、近日中に防除作業を予定しています。