12/5/29 代掻き作業を終えました 7日以降収穫株の片づけ等のの作業を続けていましたが、ハウス内の耕耘、代掻き作業を先週までにすべて終了しました。圃場を湛水状態に保つことにより、有害な線虫等を殺すことが出来ますし、余分な肥料分を流し去る効果も期待できます。出来ることなら7月末までの2か月間位はこの状態を保ちたいと考えています。
 
12/5/6 
今シーズンの営業を終了 昨年の11月末より直売と地方発送、1月2日よりいちごがりを行っていましたが、本日をもって営業を終了いたしました。「わたなべいちご園」をご利用いただいた多くの方々に心よりお礼申し上げます。
 この後は、すでに定植を終えランナーの出始まった来季用の苗の管理がありますが、7月初旬までは時間的にゆとりが持てるため、心身をリフレッシュして再スタートしたいと考えています。

12/4/25 
今シーズンは5月6日で終了 寒い日々が多く例年より1週間も遅れて「ソメイヨシ」の開花を迎えた今年の春ですが、やっと暖かい日が多くなり、いちごの品質もも少しずつ低下してきました。毎年のことながら「ウドンコ病」の発生も見られるようになり、「ダニ」「アブラムシ」「アザミウマ」「オンシツコナジラミ」といった害虫も増えてきて、農薬使用を最小限に抑えての品質管理も難しくなってきましたので、今シーズンの営業を5月6日終了することとしました。
12/3/14 来季用親株の植え付け 相変わらず平年より気温の低い日が続いていますが、収穫、パック詰めの合間をぬって、来季用の「とちひめ」の親株の植え付けをしました。露地に植え付けておいた苗(冬期間は寒冷紗で保温)を育苗専用ハウスのプランターに植えました。今年の苗は冬の寒さが厳しかったため、例年より株の傷みがひどく、新しい葉の展開も殆ど見られませんが、根がしっかりしているうえ、ハウス内は生育に好条件で、養液を定期的に与えるため、活着後の生育は順調に進むものと思われます。この後今月末までには「女峰」の植え付けを終えたいと考えています。

12/3/10 
単価高も減収で販売金額落ち込み 今日の新聞報道によると、昨年秋から2月末までの「栃木県産いちご」の販売実績は前年比で単価109%数量88%販売金額95%と単価高ながら減収で販売金額が落ち込んだとのことです。(JA全農とちぎ園芸部発表)
 2月単月でみても、数量は前年比76パーセントと大幅な落ち込みで、単価高(124%)にもかかわらず販売金額は93%と低いものになりました。長期間の低温や日照不足の影響もあったのでしょうが、この落ち込みを収穫期後半で挽回するのはなかなか難しいものがありそうです。

12/3/8 
害虫も選り好みするの? 一時期よりは気温が高めの日が多くなってきましたが、それと同時に日照時間が極めて少ない日々が続き、雪、雨、曇天の日ばかりで、いちごの生育、果実の着色スピードも例年より遅くなっています。
 例年のことながら、この時期は「ダニ」や「アブラムシ」の姿が目につくようになりました。苗の時期から「とちひめ」「女峰」の日常管理は同じに行っているのですが、どういう訳か害虫達は「女峰」のほうが好みなのか、「ダニ」「アブラムシ」とも「女峰」に多く発生し、「とちひめ」にはほとんど見られません。害虫が持っている本能が、おいしいものを選んで発生、寄生するのでしょうが、自然界の不思議現象の一つかな考えています。こういった特性をうまく引き出して品種改良を進めていくと、病気や害虫に強く、農薬等をあまり使用せずに栽培できる品種の育成も可能なのかなと、思ったりもしています。

12/2/24 本当に厳しかった今年の冬 今日の最高気温は13℃となり春を体感することができ、ホッとできる1日となりました。12月中旬以降一時期を除き平年よりかなり低い気温の日々が続き、農作物にとってはハウス栽培、露地栽培を問わず本当に厳しい今年の冬でした。
 今日の新聞報道では、寒さの影響等で全国のイチゴ出荷量が例年よりかなり少なく、価格は近年にない高値で、2月中旬の単価は前年比30%高となっていると報じています。寒さのため株の傷みが大きいため、出荷量の少ない状況はもうしばらく続き、回復までには相当の期間がかかるものと思われます。
 わが家のいちごは2月中旬までは順調な収穫量でしたが、ここにきて少しずつ数量が落ち込んできました。生育環境は良くなってきましたが、例にたがわず株の傷みか見られるため急激な回復は望めず、この後はダラダラとした少なめの収穫量で推移するものと思われます。

12/2/12 
ダニがダニを喰う(天敵の活用) 立春以降、やっと平年並みの気温になってきました。日長が長くなるとともに陽射しも強まり、ハウス内の生育条件は良くなり、いちごの生育や着色スピードも速まってきましたが、例年のことながら「ダニ」の姿が目に付くようになりました。出来ることなら農薬散布は避けたいので、「ダニ」の天敵である「チリカブリダニ」の放飼を実施してみました。高価なのがネックですが、農薬を使わずに被害が回避できたらと思っています。詳しい説明はこちらをご覧ください。

12/1/31 
暖房機がフル稼働です 日照は戻ったものの相変わらず寒い日が続いています。日照不足のためイチゴの品質に悪影響が出ていましたが、やっと解消されてきました。関東平野最北端に位置する当地の冬は、日照時間は多いものの朝夕の冷え込みが厳しく、毎日日没とともに氷点下になるため、ハウス内の温度も急激に下がり、重油を燃料とした暖房機がフル稼働状態となっています。日長は徐々に長くなって、陽射しも強さを増してきたため、日中のハウス内の生育環境は大分良くなりましたが、夜間の気温の低下でイチゴにとっても厳しい日々となっています。販売金が伸び悩むなか、燃料代が例年の倍近くなってしまうのが頭痛のたねで、早く春の陽気が訪れてほしいものです。

12/1/23 
陽射しが恋しーい 年間で最も寒いこの時期、栃木県中南部は乾いた晴天が続くのが通常ですが、20日(金曜日)以来太陽が顔を出さず、ここ4日間の日照は僅か30分余で、冷蔵庫の中状態となっています。21日には約30mmの雨で乾燥注意報は解除され、露地の植物にとっては恵みの雨となりましたが、その後も太陽は顔を出さないため、ハウス内といえども気温、地温とも上昇せず、いちごの生育、実の着色も停滞状況で、今日のいちご収穫量は一時期の3分の1位に落ち込みました。先日の雨が雪でなかったのはさいわいでしたが、天候が回復しても収穫量が増えるまでには相当の時間がかかってしまいそうです。

12/1/19 
イベント参加してみたが・・・ 今日は「とちぎ食と農の展示・商談会2012」が宇都宮市にあるマロニエプラザ大展示場で開催されました。日頃世話になっている金融機関からの勧めで「わたなべいちご園」でも初めて出店、参加しました。広大なフロアに160余の企業、生産者が出店し、多くの来場者で賑わいました。1ブースは約2m×1.5mの大きさで農産物の加工品を中心に、多くの食料品が展示されていましたが、来場者の殆どが卸業者・外食産業や関係者等で、私が当初期待していた個々の「エンドユーザー」との接点が全くなかったのは残念でなりませんでした。「わたなべいちご園」では、近年栽培面積が激減して希少価値が出つつある「女峰」の展示をしてみましたが、来場者の反応はあまり見られず、イベント参加はなかなか難しいものがあると実感いたしました。なお当日の写真はこちらでご覧になれます。

12/1/9 寒い日が続いています ここ20日間以上平年より気温の低い日が続き、いちごの生育とっては日長の短さとともに厳しい自然条件となっています。ハウス内で暖房施設はあるものの、燃料費の関係から最低温度は5℃確保が精いっぱいで、生育は停滞しがちです。特にこの時期実を肥大させながら成長を続けるのは、いちごの株にとって大きな負担となっており、早く気温の上昇と日差しの強さが戻ってきて欲しいなと考えています。ただ、この時期のいちごは開花から成熟までの期間が長くなるため、味の濃いものとなっており、その点ではこの寒さも大切なものなのかもしれません。
 そんな中、今日パイプハウスの「女峰」の株元を見ると、2月に収穫できる花房が開花を始めていました。少しずつ日差しも強まるでしょうから、2月中旬にはこれらの収穫期を迎えられそうです。

11/12/31 
忙しい年末でした 暖かい気候が2週間前から一転し、平年より気温の低い日が続いており、当地では最低気温が−5℃位を観測する日が多くなっています。
 今月10日前から頂花房の収穫最盛期に入っていましたが、例年年末には収穫量が減り一息つけるのですが、今年は収穫量が減らずにずっと忙しい日が続いていました。収穫始めから今日までの35日間は、なかなかのんびりできませんでしたが、1月2日からは一部「いちごがり」として開放するため収穫面積が減り、体力的に幾らかは楽になるものと考えています。
 今年は東日本大震災や豪雨被害等大変な一年でしたが、新年は穏やかな年になることを心から祈ってやみません。

11/12/7 
連日発送作業です 暖かい日が多いため例年より早く一回目の収穫最盛期に入っています。完熟のイチゴは、果実の温度が高くなってから摘みとると傷みが出てしまうため、早朝の気温の低い時間に収穫作業に取り掛かり、出来るだけ早い時間に収穫を終えるようにし、すぐに冷蔵庫に入れ品温の上昇を抑えながら、こまめに出し入れして「選果」「パック詰め」をしています。【今日の作業内容をこちらで紹介】この時期はお歳暮としての贈答便の需要が多く、連日発送作業に追われています。独自の検査結果は放射性物質不検出でしたので、自信を持って注文に対応しています。クリスマスまでは忙しい日々が続きますが、その後は少しのんびり出来そうなので、体調管理に心がけ繁忙期を乗り切りたいと思います。

11/11/26 
初収穫 今日初めて収穫しました。気温が高い状況が続いたため着色が早まり、例年よりやや小粒傾向で、軟弱に育っているためか「うどんこ病」の発生も多くみられます。もう少し締まった気候になりシッカリとした樹勢になって欲しいものです。この気候の影響で間もなくに一回目の収穫最盛期となってしまいそうで、予想外の展開になりそうです。

11/11/23 いよいよ収穫始めです やっと本来の気温になりつつありますが、ずっと暖かい気候が続いているためか、予定より早い収穫始めとなりそうです。全てのハウスで色づいたいちごが見られるようになり、今週末(26、27日)には初収穫をしようと思っています。本格的には12月に入ってからですが、いよいよ6か月間の長い収穫期の始まりです。
 今日の新聞報道によると、栃木県では「とちおとめ」の後継品種(系統名i27号)を育成開発し、農水省に品種登録の手続きをしたそうです。大粒で多収の特性を持ち、2、3年後には本格的な栽培になりそうで、多くの栽培農家が期待をよせているようです。【地元「下野新聞」の電子版記事はこちらで見られます。】
 左の写真は9月9日定植の「女峰」で右下写真の40日後の状態です。

11/11/17 
やっと初霜です 暖かな日が続いていましたが、例年より半月遅れでやっと初霜がありました。この暖かさで秋野菜の生育は前進しており、本来初冬以降に収穫すべきものがドンドン採れてしまっています。イチゴも例外でなく、ハウス内は夜温も下がらず、日中は換気を大きくしても高めの温度で推移するため、早いものは少し色づいてきており、予定より早めの収穫始めとなりそうです。できたら、低め温度でゆっくりと成熟したほうがイチゴの味は良くなるのですが・・・・・・。平年並みの気候で推移するのことを期待してしまいます。

11/10/21 
新しいビニールを張りました 例年より暖かい日が多いため、ビニールの被覆作業は少し遅らせて17日にスタートしましたが、今日までにすべてのハウスに新しいビニールを張り終えました。時々寒い日もありますが、最高最低気温とも平年より高い日が多く、やっぱり温暖化が進んでいるのかなー。

11/10/13 マルチング作業終えました 古ビニールを剥がして露地状態になっている圃場ですが、下葉を整理しながらのマルチング作業を7日から始めていました。植付け順に作業を進めていましたが、今日で全て終了しました。この時期天候が安定していたため予定通りの進捗で、気温の低下と日長が短くなるタイミングでの適期に作業が出来たことで、ホッとしているところです。この後はハウス全体を新しいビニールで被覆し、本格的な保温となってきます。
 早い株は蕾が見え始めており、下旬には開花初めとなり、順調に生育が進めば11月末か12月初めには初収穫を迎えられそうです。
 写真は9日マルチング作業を終えた9月9日定植の女峰です。

11/10/2 栃木のいちご「とちおとめ」の出荷が始まりました 一定サイクルで気温変化の激しさが続いていて、9月21日の台風15号の通過以降、それまでの暑さが嘘のように急に秋らしい陽気となってきました。台風15号は夕刻当鹿沼市を通過しましたが、その頃には降り続いた雨もやや弱まり、強い風が無かったのが何よりの救いでした。それでも山沿い地方では近年にない大雨となり、堤防を乗り越えた濁流が稲刈りの終わってない水田に流入した所もあり、新聞報道されない被害も多々見受けられたようです。我が家ではハウス内に幾らかの浸水があり、定植後の畝が少し崩されましたが実害はほとんど無くホッとしたところです。
 9月末、栃木県の先陣をきって「JAはがの」のとちおとめが東京市場に初出荷されました。放射能検査もしっかりなされ、不検出ということで「安心・安全」ないちごが消費者の皆さんに届けることが出来るのは、一生産者として本当にうれしいことです。栃木県では今後も厳格な検査を継続して実施するとのことですので、消費者の皆さんには安心して「栃木のいちご」を召し上がっていただきたいと思います。

11/9/18 定植が終わりました 異常ともいえる暑い日々が続いています。当鹿沼でも11日連続の真夏日を観測し、最高最低気温は平年より5℃以上高くなっています。そんな中、静岡産の「紅ほっぺ」が東京市場に初入荷したとの記事が新聞に載っており、いちごシーズンも間もなくとの感があります。我が家では9日から始めた定植作業が予定通り今日で全て終了しました。作物を育てる上で、適期に作業をすることは極めて大切なことで、ここでつまづくと後々まで諸々の影響を及ぼすため、結構気を配っての日々となりました。天候に左右されず予定通りに作業を進めるため、雨除けのビニールを張ったままのハウス内は、気温が高い上腰をかがめたままでの定植作業は、全期間を通しても最も厳しい作業で、45アール全てを終えてホッとしているところです。ただ、台風や雷雨等による大雨の浸水被害の心配がまだ残っていますし、スムーズに活着させるための潅水作業等今後も気の許せない毎日となりそうです。
 写真は14日に定植を終えた「とちひめ」です。

11/9/11 
定植作業 不安定な天候が続いていますが、予定通り9日から「女峰」の定植作業を始めました。8月23日から夜冷育苗した苗で、9、10日の二日間で約20アールの植付けをを終えました。この後「とちひめ」の定植を13日から予定しており、全ての作業を18日までには終了したいと考えています。

11/9/1
 畝つくり作業 定植期を目前にし今日から畝つくり(畝上げ)作業を始めました。施肥後トラクターで細かく耕した所を専用機で畝を作っていきます。一工程で約40cmの高さの植付け用畝を作るのですが、来春の収穫終了時までいちごを生育させる基盤ともなるものですので、水分管理等細心の注意を払っての作業となります。作業の状況をこちらの動画で見ることが出来ます。(6MB)

11/8/23 
夜冷育苗開始 気温変動の激しい夏になっていますが、仕事は予定通り進んでおり、9月9日頃より定植予定の「女峰」苗の夜冷育苗を今日から開始しました。午後4時から翌朝8時まで苗を夜冷庫に入れ12℃に冷やし、「低温短日」の条件を人工的に作って花芽分化を促進します。この後「とちひめ」の苗も順次夜冷育苗を開始する予定で、計画的な作業が肝要となってきます。

11/7/22
 苗取り終わりました 9日に始まった苗取り作業ですが、昨日ですべて終了しました。例年より確保する本数が少ないため、予定より少し早く作業を終了しました。温度変化が激しい今年の夏ですが、ここ3日間は涼しい気象条件の中での作業となり、体力的には大変楽になりました。それでも、いちごの生育にとってはある程度の日照と温度は必要ですので、平年並みの気象条件になって欲しいものです。この後は、苗の発根を待って親苗から順次切り離して独立させ、しっかりした苗に育てていきます。暑い時期ですので、潅水等に細心の注意を払い健康な苗の育成に努めていきたいと考えています。

11/7/13 苗取り作業始めました 9日から予定していた「とちひめ」の苗取り作業ですが、今日までに約11,000本の苗を確保することが出来ました。親苗から切り離さず、用土の入ったポットに苗を押さえて発根を促して行きます。例年ですと梅雨の明ける前で、曇りや雨の日も多く涼しい中でで作業出来ることも多いのですが、今年はこの猛暑の中厳しい作業環境となりました。ビニールハウスは全開の換気状態ですが、外気が35℃にもなるのでハウス内は40℃位になってるかもしれません。休憩を十分に取り、簡易の日除けの下で作業を進めていますが、熱中症にも気を付けねばと考えています。
 明日以降は「女峰」の苗取りを行う予定となっており、23日頃の苗取り終了までは暑さとの戦いになりそうです。


11/6/30 
来シーズンに向けてのスタートです まだ6月だというのに暑い日が多く、24日には鹿沼のアメダス観測地点(我が家から約1kmのところにある)で観測史上最高の37℃を記録しました。電力不足が叫ばれる中この先が思いやられます。
 5月8日以来ゆったりとした日々を送っていますが、いよいよ来シーズンに向けて本格的な作業のスタートです。育苗用のポットに用土を詰める作業は例年7月になってから行っていましたが、今年は少し早めに先日全て詰め終わりました。(用土詰めはこちらの器具を利用しています)諸般の事情から、今年は栽培面積をそのままにして育苗本数を減らし、定植時の間隔を例年より広くすることにし、約30,000本の苗を確保する予定です。苗取り作業は7月9日頃からまず「とちひめ」でスタートし、その後「女峰」へと進み23日頃には終えたいと考えています。